4年前の私、今の私。
少し語りたくなった。
2016年2月29日。4年に1度の閏年。4年前、2012年の私を振り返ると、
タイコタタキに燃え、台湾でKen Ohtakeとワンマンライブをし、教室ライブツアーは真っ盛りで日本中まわり、2週間の東北ツアーも想い出深く、敬愛するGargoyleのレコーディングと大事なライブにも参加、Toshi Nagaiさんと田中廉くんのツインドラムの中、歌ったのもほんま楽しかった。
いろんな人といろんな事をした、大冒険の1年だった。
ちかっぱい楽しかったけど、その影で、いっぱい泣いた1年だった気もする。
とにかくガムシャラ!で、全力投球!全力疾走!!って、ガッチガチにチカラ入りまくってた。
実際には吐いてないけど毎日血ヘド吐きながら歌ってような気分だった。思い出すと、なんか胸がズキズキする。
当然、失敗もいっぱいした。コケる時はド派手にコケた。大ケガした。
当然、失敗もいっぱいした。コケる時はド派手にコケた。大ケガした。
でも全部は、自分がやりたくてやってた事だから、それでいーのだ。
動けば動いた分、やりたい事をやる分、なんかにぶつかったり傷付いたりするのは、当り前田のクラッカーなのだ。
きっと、誰かや何かを傷付けたことも、いっぱいいっぱいあったと思う。自分が正しい!って思ってたもんね、ごめんね。
「チカラ抜けよ」って優しく言われても「いーや!抜かん!!」と、ツッパらかってた。でもね、あん時の私はそうしたかったんやから、きっとそれで正解やねん。
で、4年後。現在の私は、ずいぶん、たぶん、ずいぶんと、チカラも抜けてきたと思う。
情熱と冒険心は昔以上やけど、全力疾走するだけじゃなくて
呼吸が乱れないペースで走って景色を楽しんだり、
時にはのんびり歩いて道端の花に気付いたり、
ついには盲腸になってみたりして立ち止まってみたり(笑)
そういうメリハリ、、緩急というものが少しずつ身についてきたような気がする。
生き方に。きっと歌にも、音にも。
そんな今やけこそ、仙波師匠がふと言った
「チカラを抜けば、チカラが出るんだよ」って言葉が
スコーンと入ってきたんやと思う。
出会うべき時に、出会うべき人に、言葉に、物事に、経験に、歌に、音楽に、出会える。
今の私は、心からそう思う。
4年前、おばあちゃんの米寿のお祝いで、淡路島うめ丸で家族で過ごした時、おばあちゃんは言ってた。
「人事を尽くして、天命を待て」って。
当時はガッチリな質感で捉えていたその言葉が、
今は、柔らかく、私の中で響いている。
4年後、2020年の私は、今の私をどう思うかね。
楽しみだ。すべてに感謝(*^^*)
★KINAKO★
by kinako6969 | 2016-02-29 10:02