【邦楽キナコ録 23】タイラに打つ為にタイラで歌おう。
私は歌い手なので楽器のフレーズもブツブツ歌って覚えます。歌えれば出来る、逆もまたしかり。
寿獅子の〆太鼓は「昇殿」手前までならクチではもうほぼ(〆太鼓の手を)歌えるとこまで来ました。
でもその歌自体がやっぱり訛ってたんですねー、
というお話。
7月も後半。令和の冷夏はどこへやら。
いきなり夏が本気出してきましたねー あづい。
最近はまた作曲作業でこもりっぱだったんですが
煮詰まって気晴らしにちょっと井の頭を散歩したら
ほんのりのぼせました。 アブネッ
( 熱がこもりやすい体質 )
さて「仙波会」の邦楽お稽古!
和室の畳の上で聴く、鼓や笛や鉦の音は、なんとも涼しい。
私は引き続き「寿獅子」の〆太鼓です。ぬん!
AメロBメロサビなど構成的なとこでいうと、
神楽→ 屋台→ 鎌倉→ 力の四丁目→ 鎌倉→ 屋台→ 本間→ 大黒天 まで辿り着きました!
残すセクションは「昇殿」と「仁羽」と最後の屋台。
だから今、全体の7割というところでしょうか。
「鎌倉」のち眠った獅子を屋台の打ち込みで起こすところ、
カッコイイんですよー! アガる。
「本間」は狐が出てくるシーンだそうです。
そう思って笛を聴いてると、たしかになんだか狐っぽい。
この後に待ち受ける昇殿と仁羽、ヤバイです。
とくに仁羽、こんな難しいの私に打てるんだろうか(汗)
テンポもノリも一定ではないので、まじプログレ
頭がこんがらがらんように、写譜とかもしてみたり。
書いて視覚化すると、頭が整理されていいですね。
譜面は「地図」だから。
↓
「力の四丁目」がハネすぎだと再度注意されました。
極力ハネないように打ってるつもりなんですが。
「タイラに打ちなさい」と。師匠が一緒に打ってみせてくれるのですが、タイラに打てない、どしてもハネてまう、
なんでやーー!!?
帰り道、泉さんに歌を聞いてもらい原因がわかりました。
私「天テレツックツック天スッケ天ッ」って歌ってもてる!
心の中でそう歌いながら打ってるもんやから、そらハネるわ、と。「タイラに歌ってみたら」とアドバイス頂きました。うん、歌から気をつけよう。
「天テレツクツク天スケ天」とタイラに歌おう(※心の中で)
泉さん、ありがとうございます♫ 我天啓を得たり。
泉さん、ありがとうございます♫ 我天啓を得たり。
でもあんな楽しいフレーズ(力の四丁目)を
涼しい顔して体揺らさずタイラに打てるなんて。凄いなあ
江戸の「粋」にはまだまだ遠い。by西の歌い手
そして暗譜もまだまだ出来てない。暗譜必須です。
寿獅子は、10分弱あるんですよ(汗)フフフ
でもね
今日、、、、、、
「今までで1番良かった、落ち着いてた。」と
仙波師匠に褒められました!!!!
嬉しい!!!!イェェェイ!!!!!!!!
練習の成果が出ました、それがまた嬉しい!!
なんせもっと練習しよう!
上達したら嬉しいから。楽しいから。好きだから。テレン!
うなぎ食いたい ( 本日は土用の丑の日 )
★KINAKO★
by kinako6969 | 2019-07-27 20:45