芸術の秋〜ジプシー・ヴァイオリン〜

凄いものを観た。きっと滅多に観れないであろうものを。

【ラカトシュ・アンサンブル with三浦一馬】
@東京文化会館 大ホール

ヴィオラ奏者・村田泰子嬢に御招待頂き、多少おめかしして観て参りました。
東京文化会館、なにげに初めて♫ ワクワク

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1曲目、ロビー・ラカトシュ氏の奏でるヴァイオリンの第1音目から虜にされました。なにこのおじさま!!!

ヴァイオリン×2、ピアノ、ギター、コントラバス、ツィンバロン と、編成も独特だったんですが
何よりラカトシュのヴァイオリンが、超独特!!!!

こんなにいろいろ出来るものなの、ヴァイオリンって。
そしてこんな音色だっけ、ヴァイオリンって。

赤は赤でも、彼にしか出せない赤い色。彼だけの赤。

ズバッと鋭利な切り口からドロリと溢れる濃厚な蜜。
情熱的で、どこか哀愁があって、でも風のように軽やかで、でも粘り気があって、豊満、芳醇、いやもうとにかくすっかりラカトシュの虜に!!!

後で調べたら、ロビー・ラカトシュは
「超絶技巧のキング・オブ・ロマ・ヴァイオリン」
「世界最速のバイオリン弾き」
「ハンガリーの伝説的ジプシー・ヴァイオリンの名家・ラカトシュ家に生まれ、リストやベートーベンにも影響を与えたという[ ジプシー・ヴァイオリン中興の祖] ヤーノシュ・ビバリを祖先にもつ。」と書いてました。

なるほど、あの感じ、あの感じは
「ジプシー」の血の音色なのか!!

・・・ジプシーってそもそも何だ??? (笑)

思い浮かぶのはドラクエ4の第4章や、ドラクエ7のユバール族のくだり。あとは小学校の時に読んだ絵本「スーホの白い馬」とか(笑)
ちょっとジプシーを調べてみようかな。興味湧いた。

ゲスト出演されてたバンドネオンの三浦一馬さんも素敵でした〜!すんごい周りを聴いてらっしゃいますね、冷静で落ち着いてらして上品!素晴らしい。

あとイェヌー・リステシュ氏が奏でるツィンバロンが主役で1曲「熊蜂の飛行」は、吹いてしまうくらいの超絶技巧で、拍手と共にドヨメキが(笑) 

ラカトシュが「彼のツィンバロンに振り落とされないように皆様しっかりシートベルトを(笑)」と仰った通りでした。

ツィンバロンも滅多に生で観れるものではないし、ほんっま贅沢!これまた調べたら、あ、ハンガリーの楽器なのね!!

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じゃあこの編成で「ハンガリー舞曲」を演ったのって
なんか、なんていうか、すんごい浪漫。。。
あんなハンガリー舞曲も初めて聴きました、凄かったw

よく考えたらこの編成、ウィーンのレストランで一度だけ観ました。あの時はツィンバロンを知らなかったから、ハンマーダルシマーかと思ったんだよ。だから人生2度目か。
あと何回観れるかな、生で。滅多にないだろうな。

アンサンブルの抜き差しも、面白かったー!!
みんな演奏をやめて、誰かとラカトシュだけが残るみたいなパターンがちょいちょいあってスリリング。引き込まれましたねー、ソロ回しもあったりで、なんかバンドっぽかった。
誰一人として譜面見てない、置いてさえない事にも、さりげに感動しました。

とにかくめちゃめちゃ楽しかったです!
セトリは元々好きな曲が多かったけど、でもそのどれもが、まるで初めて聴く曲みたいに新鮮でした。
何回も言うけどほんま「独特」でした。

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※実際には、多少セトリに変更ありました。
アンコールで「剣の舞」が!!もう拍手喝采!!
ブラボー ブラボー!!!

クラシックを久しぶりに聴けて嬉しかったし、とても贅沢で幸せな2時間をゆっくり楽しませて頂きました。
まさに芸術の秋。やっちん、ほんまにありがとう!!!

ロビー・ラカトシュのファンになっちゃったヨ♫
惚れた。


★KINAKO★

by kinako6969 | 2019-11-18 23:13