2019年 05月 14日 ( 1 )

ぬちぬ唄、になし唄。

超長いです(笑)しかし伝えたい。


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平安隆さんとKen Ohtake(gt)のライブを見てきました@吉祥寺バオバブ


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平安さんは沖縄民謡のレジェンド。

その伝統を受け継ぎ次の世代に伝えながら

その枠にとらわれず、様々な挑戦を重ねられ、

沖縄民謡の新たな道を切り開いてこられた人。


仙波清彦師匠と通づるところをたくさん感じます。


最初に言っちゃうけど、大好き!です。

歌や演奏、お人柄、、、、そして

スピリッツ、リスペクト。


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その平安さんの歌を、ついに生で聴けました。


バオバブ、とても居心地のいいお店

嘘のない、その人の音を、そのまま出すお店。


平安さんは歌と、三線とアコギを曲によって弾き分け、KenKanji guitarのアコギ。

シンプルなデュオ構成。


沖縄民謡を中心に、阿吽の呼吸で、

なんとも、自由自在なライブ。

沖縄民謡は、合いの手や合唱するところも多くて、楽しいです!

平安さん、歌と三線だけでなく、ギターもごっつカッコいい、、、!!


平安さんがされていたバンド「喜納昌吉とチャンプルーズ」の代表曲「花」や

米軍基地で演奏していた時の思い出話と共に「Stand by me」なども聴けたり

さらには、

伊藤多喜雄さんのソーラン節を、平安さんが!

うわああああ凄いものを聴いてしまった!!!

超興奮!



とにかく一曲目からやられました。包まれましたね。とても楽しかったし、、、

なんやろう、この大きな木の下でひと休みしている感じ。私は安心してそこにいる感じ。


平安さんの生命エネルギーはとてつもない。

押さえていても、滲み出ている。強い。

覇王色ってわかります?(@ONE PIECE)

まさにそれ。でも相手(お客さん)を倒さないように、愛だけを届けてくれてる。安心させてくれている。今日の近い空間にちょうどいい、、予想するに、2割くらいのパワーでやってらっしゃったんじゃないだろうか。ああ凄い。。。


Kenのアコギも久しぶりに生で聴きました。

出会った時を思い出す。

なんか更に凄く有機的になっていて、ギターという楽器の概念がほんま変わる。

改めて、Kenは、唯一無二だわ。

平安さんの隣で生き生きのびのびとギター弾いてるKenは水を得た魚のようでした。


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新譜「雲遊び」に収録されている曲は

レコーディング中のエピソードもまた興味深く

drums,qerc(さらには島太鼓まで!)で参加された

福島紀明さんの飛び入りも!

ボンゴやカホーンで、ライブを一段とカラフルに盛り上げてはりました。

もー、福島さんってほんま打楽器が言葉や歌声に聞こえるー!

どんな時もすんごい聴いてる。見てる、相手を。かつ自由。さすが。まじ好き♫


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そして、、、

なんと、、、

私も急遽、ステージに立つ事に!


平安さんがウチナーグチで歌われている「満月の夕」

4年ほど前にKenとデュオでライブした時に

カバーさせてもらった時のライブ動画を

平安さんがYouTubeで見つけて、その時から、

キナコに会いたいと思って下さってたそうで。


で、今日1st stage終わって休憩中に

「一緒に歌おうよ」って!!!


満月の夕、生で聴けたらいいなーと思ってましたが、まさか。まさかの。

耳コピでのウチナーグチなので、意味も発音も

ちゃんとわかっていないところもあるし、

でも、、、でも平安さんが一緒に歌おうって言って下さってる。隣でKenGOサインを出してくれてる。


というわけで、ぶっつけ本番

歌わさせてもらいました!!

Kenのギターで、平安さんと心合わせ、声重ね。



終演後には平安さんに

フルコーラス、細かく言葉の意味と発音を

ひとつひとつ、直々に教えて頂きました。

震える。


そして教えてもらう事で、

今までは感覚的にとらえていた

平安さんが歌詞に込めた祈りを、しっかりと理解する事が出来ました。


満月の夕は

ぬちぬうた(命の唄)  そして

になしうた(癒しのうた)なんだと。


そしてせっかく教えてもらったのだから

これからも歌わせてもらおうと思いました。

ウチナーグチの「満月の夕」を。


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最後アンコール「サーサー節」では平安さん

途中で三線を置き、踊りながら歌われてました。

なんか神様みたいでした。泣きそうになった。


MCで「この曲、キナコが歌っても良いんじゃないかな」と仰ってました。

だから私はサーサー節を覚えようと思います。



ウチナーグチ、本当にわからないですが

どうしてだろう、胸の深いところに響く。

理由はわかりません。

New Orleansの小さな教会でゴスペルを聴いた時も同じような感覚でした。


平安さんのウチナーグチの「満月の夕」

N.Oのゴスペル「I'll Fly Away

あと、浅川マキさんの「それはスポットライトではない」とか、、、

「好き」という気持ちだけでなく、

不思議な「縁」みたいなものを感じる曲。

神様に「歌い継いで行きなさいヨー」と言われてるような。。。おこがましいかな

でもそうゆう感覚。。。



それにしても、しばらくぶりだった。

何がしばらくって、言語化できませんが

あの人達の音に触れるとね、、色々とね。思う。


ともあれ

たっぷり深呼吸ができて

ゆっくり心の中が満たされた夜でした。

忘れられない夜に、なりました。

ありがとうございました。感謝!


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さてCDについても書きたい。

これは是非ご紹介したい。


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「雲遊び」はKen Ohtakeプロデュース。

ジャケ、、、カッコイイー!!!色彩!

「東京中央線」の3人(大竹研gt. 早川徹bass. 福島紀明drums)と、台湾のアーティストも参加されててます。

聴けば聴くほど、生き物。。。圧倒的に生き物。

雲は、、つねにゆっくりと形を変えてゆくでしょう。そしてそれがなんともおもしろくて、ずっと見ていられるでしょう。

あとワクワクしますよね、雲に乗って昼寝したいなあ、とか。あの雲の中には天空の城があるんじゃないか、とか。

このメンバーだからこその作品。素晴らしい!

いいなあ  いいなあーーー!!


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なんか何回も聴いちゃうなあ、

今まさにずっとリピートで聴きながらこのblogを書いてますが、

ああーーっ  気持ちイイッッッ!!」です。

ひたすらに、気持ちいい。ほんまに気持ちいい。

屋内にいるのに、ひろーい空の下、心地よい海風を受けながら、草の上に寝転んでいる感覚。

ライブの感想と同じになってしまいますが

たっぷり深呼吸できる。

ゆっくり心が満たされます。



平安さんはご自身の過去の音源が

アジアだけでなく、ドイツやイギリスで

聴かれているのを知った時「作品が旅をしている」と思ったそうですが

旅。。。。

まさに「旅」に連れていってくれる一枚。

そして人生という旅の足どりを、軽くしてくれる一枚。

歩きたい日も、立ち止まりたい日も、そばにいてほしい、そんな作品です。


あー、こんな人になりたいよ。

そんな風に、誰かのそばにいれる歌を、音楽を

届けたい。


私はまだまだ落ち着きがなくて

走っては転んでばっかり。だな〜(笑) 

ま、泥んこまみれ、獣道を行くさ。

心のままに、まっすぐに行くさ。


だって平安さんも歌ってくれてる。


アンスンテ(そうしなさい)

アンスンテ(そうしなさい)

GO,Just GO!  

って。


アンスガヤー!(そうするかな!)


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KINAKO
















by kinako6969 | 2019-05-14 12:28